納豆のおいしさは9割が素材で決まります。その納豆の素材「大豆」は、農家の方々が手塩にかけて育てた農作物です。おいしさだけでなく、安全性を追求する下仁田納豆では、信頼のおける生産者の方々と契約し、毎年の収穫を楽しみにしています。
大自然の力と生産者の思いを、下仁田納豆ならではの製法で「納豆」に仕上げる。製品により最適な大豆を使用することで、こだわりのおいしさが実現できます。
下仁田納豆では、群馬県で「かぶら大豆生産者協議会」という生産者の集まりの中で日々研鑽を重ねた生産者の方々と共に、美味しい大豆から造る納豆造りを行っています。
生産者の方々は、それぞれが個人で大豆を栽培する農家です。「下仁田納豆に使う大豆を、みんなでより良いものにしよう」という共通認識のもと、会員の畑を回っては様子を見て、大豆の生育状態やその年の出来などを協議し、一粒一粒を大切に育てています。畑によっては農薬を使わず、草取りなども手作業で行うことにこだわる畑もあり、まさにその年の農作物として自然と向き合い、最良の大豆を造ります。
大豆苗の植え付け時期は6月頃。収穫は11月から12月頃。夏の豊富な太陽の光と雨を浴びてぐんぐんと成長し、青々とした葉を茂らせ、ふっくらとしたサヤの中で豆は成長し、秋から初冬の乾燥した空気と共に全体を枯らせることで大豆として仕上がります。
コンバインで収穫後、機械で選別を行った後も、人の手によって一粒一粒大豆の状態を確認し、不良大豆が入らないよう細心の注意を払った上で仕上がり、下仁田納豆へと届きます。